本でも読みます
少し広い部屋に引越たので、本棚を一カ所に集めてみた。引っ越しのついでにBook offに売ったのに、結構残っていた。本当は壁一面の本棚が理想だけど、身軽でいたいので組み立て式の無印の本棚です。国立は、吉祥寺のように百貨店はないけれど、本屋は多い。明治14年の古本を200円で売っているような本屋やら、地元の古い本屋なのになぜか外国の本ばかり売っている店やら。
近ごろは新書ばかり読んでいます。「シンプル族の反乱」「大不況には本を読む」「どうする!依存大国日本」
ちょっと世俗的かしら?1985年に世界一の経済大国になった日本では、いつの間にやらアメリカ的「金勘定」の価値観が蔓延してしまった。経済はいつまでも拡大し続けると誰もが信じて疑わなかった。今思えば不思議な話です。どうして消費する=幸福、だと思っちゃったんだ?たぶん、貧しかったからでしょう。みんな貧しくって悔しかったからでしょう。でも、ある時、貧しくなくなった。それなのに「もうこのくらいで満足すれば?」という感覚を忘れてしまった。どんどん欲張りになって、歯止めが利かなくなった。成れの果てのアメリカを見ればわかります。自家用ジェット機を3台も所有したり、贅沢過ぎる生活レベルを維持するために無理なローンを組んだり。身体を酷使してまで余暇を充実させたり。きっと2008年リーマン・ショックは起こるべくして起こったのでしょう。繁栄し過ぎた国は滅びるのが世の常ですが、この先どうなるんでしょう。そもそも、日本みたいな小さな島国が世界有数の経済大国になるなんて、なんだか不自然じゃないか(もちろんアメリカ市場の効能ですが)?いったいこれからどうすりゃいいんだ?なんて、若輩ものながら考えたりいたします
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント