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2011年10月23日 (日)

国家再生株式会社「日本」

国立公園内に地熱発電所を建設するという話が持ち上がっているらしい。
これまでは「景観」の面で却下されていたものの、
311によって現実味を帯びてきたとか。

ならばこういうのはどうだろう。
新進気鋭の若手設計士、建築家などを呼び寄せて、
まったく新しいデザインのものを作り上げる。
経費もかからず、景観も損なわず、
しかも「日本はこれからこういう方向に向かいます」
という心意気を世界に示せる。
国民にもわかりやすく伝えられる。

資金が足りないというが、
自分のタンス預金を無償で寄付する高齢者が大勢いる日本。
そのお金を国のため(政治家ではない)に
投資してもらうのは案外可能なのではないだろうか。
このまま国が破綻してしまえばいいと思っている人なんていないし、
そもそも、破綻すればタンス預金はただの紙っぺらになるのだし。

税金を上げることだって可能なんだと思う。
決して将来「孤独死」するような国にはしませんと言い切って。
国民がのたれ死にする可能性のない国なら、
多少のお金は払うんじゃないかな。
最期にはみんなが笑って死ねるような国、それが理想だ。

政治家にも定年制があってもいいのかもしれない。
日本の政治家は高齢過ぎる。
高度経済成長期には確かに頑張ったのだろうけど、時代は変わったのだ。
過去の成功体験に固執していると国家が道連れになる。
その方法はもう通用しないよ、
ということを説明するのにどれだけ時間がかかっていることか。
別に悪気があるわけじゃないかもしれないけど、
政治に関して言うと、留まることは悪だよ。

国民の意見(苦情ではない)を吸い上げる仕組みあればいいのに。
「私塾」のようなものでもいい。
国をどうにかしたいと本気で思っている起業家が中心になって、
明治維新のように志のある有志たちが集まって。
そしたら楽しそうな気がする。

ドラッカーさんによれば
「企業は社会をよりよくするためのもの」
神田昌典さんによれば
「高度経済成長期に溜めた膿を出し切らないといけない」
なんかそういうの、今の日本の状況に似ている気がする。
不本意ではあるけれども、
資本主義経済からはしばらく抜けられそうもないので、
日本自体を1つの大きな株式会社だと見なせば、進む方向も見えてくるような。

どうすりゃいいのか皆目検討もつかず
こんなことを考えてみましたー

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