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2013年10月11日 (金)

モノの価値

モノの価値というのは結局、固有のストーリーなのかもしれない。

たとえば全く同じ白いハンカチでも、
それが良く吟味され、労を惜しまず縫い上げられたものならば、
大量生産品よりも価値が上がる。
あるいは、たとえ大量生産品でも、
最愛の人からのプレゼントだったとしたら、途端に宝物になる。
いわゆる「金目のもの」だってそうだと思う。
いつ買ったのかも忘れてしまったダイヤの指輪と、
亡くなった伴侶から記念日にもらったダイヤの指輪だったら、後者の方が大切だ。
いくらプラチナのネックレスでも、別れた彼氏からのプレゼントは捨ててしまう。
たかがモノ、されどモノ。
そんなことをぶつぶつと考えて・・・
今年の誕生日には黄楊の櫛を買ってもらった。
上野にある『十三や』という老舗で、職人さんが作ってくれたものだ。
仕上がるまでに3ヶ月かかってしまったけど、きっと一生使うと思う。
元文元年(1736年)から続いているのだそうで。
ところで本当は、私のリクエストなどではなく、
夫自らプレゼントしてくれたらカッコいいのだけど。
でも、もし夫がそんな粋な男だったら、モテちゃって困るかな・・・
20131011093341

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