梅の丘
家から歩いて5分ほどの所に、梅林の丘がある。
家から歩いて5分ほどの所に、梅林の丘がある。
友人にお誘いいただき、絵画展に行った。
学者好きとしては「地質学者」と銘打たれればもう行くしかない。
結局、フェルメールの作品はこの1点しかないという驚きの展示だったが・・・
他の作品が予想以上におもしろかった。
オランダの繁栄を誇示するようなアイテムが意図的に描かれていたり、
成金趣味の貴族の部屋に飾る商品としての絵画があったり。
当時の天文学者や地質学者は裕福だったようで、
その「裕福さ加減」を細かく表現してあったり。
何と言うか、
画家はけっこう「俗物」だったんじゃねえの、なんて思った。
遠近法の追究に命を懸けているような輩もいて、
そういう人はきっと職人肌だったんだろうなあと。
交易で長崎に届けられた地球儀もあった。
「ヤポンス・ロック(日本の着衣)」はステイタス・シンボルだったとか。
ハリウッドのスターがこぞってプリウスに乗る感じ?
いや、パリで禅が流行する感じかな。
数年前からミュージカルにハマっている友だちのお誘いで「帝国劇場」に行って参りました。友だちの「心の王子様」が出演するとかで、何もわからぬまま着いて行くと・・・演目は「モーツアルト!」だということが判明。へえ、けっこうメジャーなのね、と思いながらも帝劇初体験を楽しむことに。で、気楽〜に見ているうちにあらら? 感動? いや感動。モーツアルトって「天才かなんか知らないけど貴族に媚びてて派手好きでいけ好かない奴」とばかり思っていたけど、実は悲しい運命の在野のお人だったみたいで。しかも主役の中川くんがすんごい上手。伝わってくるってのはこういうことか、と。それに内容とは関係ないのですが、姉役の高橋由美子(「永久にアイドル宣言」覚えていますか?)が30過ぎてこんなところで頑張っていたり。結構な年配の役者さんが輝いていたり。TVと違っていいと思うのは、「見てくれが良ければいい」って世界じゃないところでしょうか。やっぱり感動すると拍手の大きさもひとしお。ある意味、本当に実力の世界でありました。ちなみに友だちの「心の王子様」は山口祐一郎さんです。し、しぶい。
最近のコメント