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パニックムービー(一部除く)は眠くなるのだ
映画館に見に行って、途中で帰りたくなった映画。
「クリフハンガー」(岩山にのぼる話)
「ツイスト」(竜巻がおこる話)
(※私の好みで見に行ったものではありません)
だって、ひたすらゴーゴーギャーギャー言ってるだけなんだ。
私はこういうの、逆に眠くなる。飽きる。
「内容なさ過ぎだ金返せ」と腹が立ってくる。
でも、この類いの映画を好きな人もいるんだから、
何事も人それぞれだよなあ・・・
2010年8月12日 (木)
2010年7月13日 (火)
『ゆれる』DVD
西川美和監督(1974年生)の作品。
す、すごい。
切実過ぎて胸の真ん中が痛かった。
田舎のしがらみの中でつまらない人生を送っている兄と
東京でカメラマンをして派手な生活をしている弟。
この設定もなんだかステレオタイプだなあと思っていたけど、
そんなものはぶっ飛んだ。
映画が終盤に近付くに連れて、
「うわ!こっちか!」と愕然。
「病んでいたのは自分だったのか!」
そうだ、自分の方だ。
そうなんだよ、自分の方なんだよ。
身につまされるのに、完璧なサスペンス。
私はきっと、この弟から生まれた子供?
そのくらいデタッチメントだけど。
個人的には、お兄ちゃんはバスに乗って欲しい。
7年の刑を終えてやっと自由になるのだ。
刑務所の入り口で、既に兄が出て行ったことを知った弟が
「もういいんだ」って言うのは、そういう意味なんじゃないかな。
このひと言で、ああ二人とも本当に自由になったんだ、と思ったけど。
まあでも、心が自由になったんだから、家に帰っても自由は消えない。
だから、結局どっちでもいいんだとも思う。
バスに乗っても乗らなくても。
どっちにしろ、細い糸はまだあったのだ。
それに尽きる。
香川照之とオダギリジョーの演技はすごい。
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- 映画メモ 2010.05.23
- 『靴に恋して』 2010.05.19
- 『BUENA VISTA SOCIAL CLUB』 2010.03.25
- 色フェチ 2010.03.25
- ココ 2010.02.14
- 運動靴と赤い金魚 2010.02.05
- 暗さ違い 2009.12.29
- 100円映画 2009.08.30
- 最高の人生の見つけ方 2008.05.21
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- 歓びを歌にのせて 2007.08.19
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